軽自動車の白ナンバー4種類手続き完全ガイド!取得・変更方法がすぐわかる

軽自動車の白ナンバー4種類手続き完全ガイド!取得・変更方法がすぐわかる

「軽自動車に白ナンバーをつけたい」「これから軽自動車を購入予定だけど白ナンバーをつけられる?」

白いナンバープレートをつけた軽自動車を見かけて、自分の車にもつけられるかどうか疑問に思っていませんか。

軽自動車にも白ナンバーがつけられます。白ナンバーは地方版図柄入り・全国版図柄入り・万博特別仕様・GREEN×EXPO 2027特別仕様の4種類から選択可能で、申請手続きを行えば誰でも取得できます

白ナンバーは車体の色とのバランスがよく、スタイリッシュだと感じる方も多いです。ただし黄色ナンバーよりも費用や取得までの日数がかかりますので、プレート取得までの流れは把握しておいたほうがよいでしょう。

当記事では、軽自動車白ナンバーの基本知識から具体的な申請手順まで網羅して解説していきます。

目次

軽自動車の白ナンバーとは?4種類の図柄入りプレートを解説

軽自動車の白ナンバーとは、「図柄入りナンバープレート」と呼ばれる特別仕様のプレートのことです。従来の黄色いナンバープレートとは異なり、白地に図柄が入った特別なデザインが採用されています。

2025年8月時点で、軽自動車に装着できる白ナンバーは以下のものです。

  1. 地方版図柄入りナンバープレート
  2. 全国版図柄入りナンバープレート
  3. 大阪・関西万博特別仕様プレート
  4. GREEN×EXPO 2027 特別仕様ナンバープレート

それぞれ異なるデザインで、交付期間も違います。白ナンバープレートは、どの種類も軽自動車と普通車を区別するための黄色の枠線が施されています。

地方版図柄入りナンバープレートの特徴

  • 各地域の観光資源や風景の図柄
  • 2025年7月時点で72種類
  • 交付期限がない

地方版図柄入りナンバープレートは、各地域の観光資源や風景を図柄にしたものです。「走る広告塔」として、地域の魅力を全国に発信することを目的に交付されています。

2018年10月1日から交付が開始され、2025年5月7日からは第4弾として新たに5地域(十勝、日光、江戸川、南信州、安曇野)でも交付が始まっています。

地方版ナンバープレートは、申込期限が設定されていません。他の種類と違い、継続的な交付が行われているため、いつでも申請が可能です。

各地域によってデザインが異なり、特色ある図柄を楽しむことができます。交付手数料は地域により異なり、8,600円から12,380円(税込)の範囲で設定されています。手数料に加えて1,000円以上の寄付を行えばフルカラー版を選択できます。

全国版図柄入りナンバープレートの概要

  • 2027年4月末までが交付期間
  • 全国統一デザイン

全国版図柄入りナンバープレートは、「日本を元気に!」「立ち上がれ!美しい日本」をテーマにデザインされたものです。全国47都道府県のお花をモチーフにした美しい図柄が白地に配置されています。

2022年4月18日から交付が開始され、2027年4月30日までの交付期間です。地方版と異なり、全国どこの地域でも交付可能ですが、申込期限があるためご注意ください。

交付手数料は地域により異なり、7,700円から9,710円の範囲で、1,000円以上の寄付でフルカラー版が選択できます。寄付金は交通事故の削減、あらゆる人の移動円滑化、観光振興、環境負荷の軽減などに活用される予定です。

大阪・関西万博特別仕様ナンバープレートの詳細

  • 2025年12月26日まで交付
  • 全国どこからでも申込可能

大阪・関西万博特別仕様ナンバープレートは、2025年開催の日本国際博覧会(大阪・関西万博)を記念した限定プレートです。大阪・関西万博の公式ロゴをモチーフにしたデザインが採用されています。

2022年10月24日から2025年12月26日までの期間限定交付です。全国どこに住んでいても申請可能ですが、地域名は自動車を使用する本拠の位置を示すものとなります。

交付手数料は7,920円から10,010円の範囲で設定されており、1,000円以上の寄付を行うとフルカラー版が選択できます。寄付金は大阪・関西万博の開催に関連した交通サービスの充実などに使用されます。

GREEN×EXPO 2027特別仕様ナンバープレートの交付も開始

  • 2027年11月30日まで交付
  • 花びらが風に舞うデザイン

GREEN×EXPO 2027(2027年国際園芸博覧会)の開催を記念した特別仕様ナンバープレートも白ナンバーを軽自動車につけられます。「みどりの未来を、あなたの車に」のテーマで、2025年7月14日から2027年11月30日までを交付期間としています。

公式ロゴマークの花びらが風に舞う様子がデザインされており、開催に向けて意識を高める観点から交付が決定されました。全国どこからでも申し込めますが、地域により頒布手数料が異なり8,860円から12,980円となっています。

申込時に手数料に加えて1,000円以上の寄付をすると、フルカラーのナンバープレートを選べます。寄付金は開催に関連した交通サービスの充実などに使用されます。

軽自動車白ナンバーの申請期限と交付スケジュール

軽自動車の白ナンバーを取得したい方は、申請期限と交付スケジュールを把握しておきましょう。図柄入りナンバープレートには、それぞれ異なる申請期限が設けられており、期限を過ぎると申請できなくなるものもあります。

地方版図柄入りナンバープレートのみ申請期限が設定されておらず、継続的に申請ができます。

図柄入りナンバープレートは受注生産品です。そのため通常のナンバープレートと違い交付までに時間がかかります。

各種ナンバープレートの申込期限一覧

軽自動車白ナンバーの申請期限は各種類ごとに異なりますが、終了前にWEBサイトで事前に告知されます。

大阪・関西万博ナンバープレート交付期間:2022年10月24日~2025年12月26日
申請期限:WEBは2025年10月14日 24時まで。希望番号予約センター窓口ではその後も一定期間申込可能
全国版図柄入り交付期間:2022年4月18日~2027年4月30日
GREEN×EXPO 2027交付期間:2025年7月14日~2027年11月30日
地方版図柄入り交付期間:
【第一弾】2018年10月1日~
【第二弾】2020年5月11日~
【第三弾】2023年10月23日~
【第四弾】2025年5月7日~

大阪・関西万博特別仕様ナンバープレートを記念品として取得を希望する方はできるだけ早く申請しましょう。

地方版図柄入りナンバープレートのみ交付期間の終了日が設定されていません。ただし地方版図柄入りは現在72種類で導入されていない地域もありますので、事前にご確認ください。

白ナンバープレート交付までの所要期間

軽自動車の白ナンバープレートは図柄入りになるため、通常のナンバープレートと比べて大幅に長い時間が必要です。受注生産品のため、申込みと入金確認後から交付まで約10営業日程度(約2週間)はかかります

希望番号を指定する場合は、さらに交付までの期間が長くなる可能性があります。人気の高い番号や抽選対象番号を希望した際は、抽選期間も必要です。急ぎの場合は現在のナンバーのままデザインのみを変更する申請方法のほうがよいでしょう。

また悪天候、自然災害、感染症拡大防止措置などのやむを得ない事由により、標準的な交付期間が変更される場合もあります。そのため、車検切れ前の変更や引越しに伴うナンバー変更など、期限のある手続きの場合は十分な余裕を持って申請してください。

軽自動車を白ナンバーに変更する手続き方法

軽自動車の白ナンバー取得には3つの申請方法があります。

  1. 自分でWEBから申請する
  2. 軽自動車検査協会の窓口で直接申請
  3. ディーラーや整備工場、行政書士に委託する

どの方法を選ぶかは、手続きしやすいか、時間の余裕、費用面などでよって決めましょう。委託すると手間を省ける代わりに代行の手数料などがかかることがあります。

申請方法にかかわらず、現在のナンバーのままデザインのみ変更する「交換」と、「希望番号」いずれかの申請を行う必要があります。

WEBからの申込手順

WEBからの申請は「図柄ナンバー申込サービス」から行う最も手軽な方法です。

参考:希望番号・図柄ナンバープレート申込サービス

インターネット環境があれば24時間、全国どこからでも申請できます。ただしWEB申請でもWEBだけではすべての手続きが完了できません。申請書類の印刷や予約センターでのプレート受け取りなどが必要です。

手続きは現在のナンバーのままデザインのみ変更する「交換」と、「希望番号」で申請する場合の2パターンに分かれています。

STEP
申込
  1. 連絡先登録(メールアドレス登録)
  2. 交換するナンバープレートの種類を選択(図柄ナンバー)
  3. 寄付をする場合は寄付情報を入力
STEP
手数料と寄付金の支払
  1. 支払(申込時に選択した方法で支払う)
  2. 入金確認
STEP
交換申請書の準備

交換申請書をダウンロードして印刷

STEP
ナンバープレート交付
  1. 軽自動車検査協会事務所で交換申請書の確認
  2. 予約センターでナンバープレートの交付

軽自動車検査協会の窓口で申請する方法

軽自動車検査協会での窓口申請は、対面での手続きとなります。

窓口での申込

STEP
自動車検査証(車検証)、再交付・交換申請書を準備

再交付・交換申請書は軽自動車検査協会または関係団体等の窓口で入手可能です。

STEP
関係団体窓口で図柄入りナンバープレートの申込・交付手数料を納付

寄付をする場合にはこの段階で同時納付できます。

STEP
関係団体窓口で交換引換証を受領
STEP
関係団体窓口でナンバープレートの交付

交換引換証と現在のナンバープレート前後2枚を持参します。

窓口申請の場合、申し込みと受け取りで最低2回は窓口に足を運ぶ必要があります。また、ナンバープレートの受け取りは交換引換証に記載された有効期限内に行う必要があります。

ディーラー・整備工場・行政書士への委託手続き

ディーラーや整備工場、行政書士への委託は、手続きの煩雑さを避けたい方や忙しい方に最適です。車を購入したディーラーや依頼したい整備工場あるいは行政書士に連絡して白ナンバーの申請手続きを依頼します。

まず委託を受け付けているかどうかを確かめ、依頼するなら手数料などの費用や準備する書類を確認しましょう。委託手続きでは通常の申請手数料に加えて代行手数料が必要となる場合があります。

手数料は業者によって異なり、3,000円から5,000円程度で行ってくれるところもあれば1万円から2万円程度かかる場合もあります。図柄をフルカラーにするなら寄付金の金額も伝えておいてください。

委託手続きにすると費用はかかりますが、平日は仕事で忙しくてプレートの受け取りに行けない方には良い解決方法となるでしょう。さらに手続きの煩雑さを回避でき、ナンバーが発行されるとディーラーや修理工場ならナンバープレートの取り付けまで行ってくれます。

申請ミスのリスクも軽減され、手続きがスムーズなため、時間や手間を節約しつつ白ナンバーを取得したい方には最適な方法です。

白ナンバー変更に必要な書類と費用

軽自動車の白ナンバー取得では、事前に書類準備をしておくとスムーズに手続きが進められます。取得のための費用を支払ってからナンバープレートが交付されますので、事前にトータルでいくらかかるのか見積もっておきましょう。

図柄プレートでは寄付金を支払うかどうか、また併せて希望番号の申請をするかによって総額が変わってきます。申請手続き方法を決める際に、書類と費用に関しても準備しておくとよいでしょう。


申請時の必要書類リスト

白ナンバープレートの申請では、下記の書類が必要です。

  • 自動車検査証(車検証)
  • 自動車登録番号標交換申請書

書類に加えてナンバープレートも必要です。

番号を変更する場合には、さらに以下の書類も準備してください。

  • 希望番号予約済証
  • 自動車検査証変更記録申請書(軽第3号様式)
  • 申請依頼書(使用者以外が手続きする場合)

書類に記載する情報は車検証と完全に一致させる必要があり、住所変更や名義変更が済んでいない場合は事前に手続きを完了させておきましょう。

申請を業者などに委託する場合には、委任状など別途必要書類を求められる場合もあります。
申込の状況によって書類等が異なる場合もあるため、軽自動車検査協会のサイトでご確認ください。

参考:軽自動車検査協会 図柄入りナンバーの交付

交付手数料は地域により異なる

軽自動車の白ナンバー交付手数料は全国一律ではなく、地域により異なります。ナンバープレートの仕様によっても異なりますので、必ず事前に確認しておいてください。

参考:
地方版図柄入りナンバープレート
全国版図柄入りナンバープレート
大阪・関西万博特別仕様ナンバープレート
GREEN×EXPO 2027 特別仕様ナンバープレート

モノトーン版を選択する場合は交付手数料のみで申請可能ですが、フルカラー版を希望する場合は1,000円以上の寄付金が必要となります。

寄付金額は1,000円以上であれば任意で設定でき、交通改善や観光振興などに活用されます。

希望番号申請時にかかる費用

希望番号で申請する場合には、黄色ナンバーでの希望番号申請より高額です。軽自動車の希望番号申請を白ナンバーでする場合も、図柄ナンバーの費用がかかり地域によって8,000円から10,000円となっています。

通常の黄色ナンバー希望番号申請(4,000円~5,000円)と比較してみると倍程度かかると考えておきましょう。

人気の高い「1111」や「7777」などのゾロ目番号は抽選対象希望番号に指定されており、抽選に申し込み選ばれれば希望の番号がつけられます。抽選対象番号の場合、抽選期間分だけ交付までの期間がかかります。

抽選に落選した場合は再抽選の申し込みが可能ですが、その分時間と手間がかかることになります。希望番号を取得したいけれど日程に期限がある場合には、抽選対象以外の一般希望番号から選択したほうが確実でしょう。

軽自動車白ナンバーのメリットとデメリット

軽自動車白ナンバーのメリットとデメリット

軽自動車の白ナンバーへの変更は、車体の色とのバランスなどで特別感を得られる一方で費用負担など、考慮しておきたい点もあります。

ナンバープレートは一度変更すれば、基本的に長期間使用することになります。メリットとデメリットを十分比較してから手続きを進めましょう。

白ナンバーにする3つのメリット

ボディカラーとの調和で見た目の格好良さがアップする

白ナンバーの最大のメリットは、車体カラーとの調和により見た目のイメージが向上する点です。黄色ナンバーは目立ちやすいので、レッドやブルーなどの鮮やかなボディカラーとの組み合わせではバランスが取りにくいと感じる方も多いかもしれません。

白ナンバーなら軽自動車の黄色枠線は残るものの、白地ベースにより多様なボディカラーとマッチしやすくなります。ホワイト、ブラック、グレーなどのモノトーン系はもちろん、パステルカラーや深みのある色調などでも車全体の統一感を演出できるのが魅力です。

限定デザインによる特別感と自分らしさの表現

図柄入りナンバープレートは通常の黄色ナンバーと異なる特別なデザインを楽しめます。ナンバープレートの数字の下地に、全国版ではお花のデザイン、地方版では各地域の観光資源や名所などが描かれています。

GREEN×EXPO2027仕様と万博特別仕様ではおしゃれなデザインに加えて国際的なイベントへの参加や応援をアピールできます。

期間限定の特別仕様ナンバーは希少性が高く、交付終了後は同じデザインを入手できないため記念価値も高くなるといってよいでしょう。プレートを使用しなくなった際には記念品として保管もでき、車との思い出を形として残せます。

寄付による社会貢献と地域支援

白ナンバー申請時の寄付金は地域活性化や国際イベントの成功に貢献する社会的な意義があります。1,000円以上の寄付によりフルカラー版を選択でき、寄付金は交通改善や観光事業の振興などに活用されます。

エキスポや万博特別仕様では国際的な博覧会の開催支援にも貢献できます。地方版ではその土地ならではの図柄が採用されているので、地元愛を表現したい方から支持を集めています。

白ナンバーへの変更時の注意点

受注生産のため交付までの期間が長くなる

白ナンバーは通常の黄色ナンバーと異なり受注生産となるため、申請から交付まで約2週間程度の期間が必要です。黄色ナンバーが即日交付であるのと比較すると、大幅に時間がかかります。

希望番号を申請し、さらに抽選対象番号の場合は抽選期間も加算されるため、さらに長期間かかる可能性があります。急いでナンバー変更が必要な場合や、車検のタイミングに合わせたい場合は、十分な余裕を持った申請が不可欠です。

ETC再設定と料金所での誤認識リスク

ナンバープレートの番号を変更する場合、ETC車載器の再セットアップが必要です。番号が変更されない場合でも、高速道路の有人料金所で係員が目視確認する際に普通車と誤認される可能性があります。

ETC搭載車であれば自動で軽自動車として認識されるため問題ありません。現金払いの場合は車検証を提示して軽自動車であることを伝える必要が出てきます。

トラブルを避けるためには、白ナンバー変更を機にETC導入を検討するとよいでしょう。

白ナンバーに変更できない軽自動車の条件

白ナンバーに変更できない軽自動車の条件

軽自動車の白ナンバー変更は全ての車両で可能ではありません。対象外車両は事業用軽自動車と字光式ナンバープレート装着車です。

技術的、法的な理由により図柄入りナンバープレートの交付を受けることができないためです。白ナンバーへの変更を検討する際は、事前に自分の車両が対象車両に該当するか確認してください。

事業用軽自動車の制限事項

事業用軽自動車(黒ナンバー)は道路運送車両法により図柄入りナンバープレートの対象外となっています。黒ナンバーは貨物軽自動車運送事業に使用される車両で、黒地に黄色文字のナンバープレートが義務付けられています。

現在黒ナンバーを使用している軽自動車でも、事業を廃止して自家用車両として登録変更すれば、白ナンバーの取得が可能になります。

ただし、事業用から自家用への変更には営業所の廃止届出、車両の用途変更手続き、保険契約の見直しなど各種手続きが必要です。

字光式ナンバーも白ナンバーにはできない

字光式ナンバープレートは文字部分が透明なプラスチック製で、背面の照明器具により文字を発光させる特殊な構造になっています。軽自動車の字光式ナンバーは黄色地に黒文字の縁から光が透過する仕組みです。

図柄入りナンバープレートは印刷技術により図柄を表現するため、字光式の発光機能と技術的に両立できません。

最近では字光式ナンバー自体の需要も減少傾向にあります。そのため、図柄入りナンバープレートでの字光式に対応する可能性は今後も低いと考えてよいでしょう。

現在字光式ナンバープレートを使用している車両でも、通常のナンバープレートに変更すれば白ナンバー(図柄入り)の取得が可能となります。

字光式から通常ナンバーへの変更手続きは軽自動車検査協会で行い、照明装置の取り外し作業は整備工場やディーラーに依頼することをおすすめします。

軽自動車白ナンバーに関するよくある質問

軽自動車の白ナンバーへの変更を検討しはじめたら、気になることや疑問が浮かんできませんか。

疑問を解消しておけば、本当に白ナンバーをつけるかどうかの判断材料にできます。
事前に正しい知識があれば、安心して白ナンバーを活用できるでしょう。

軽自動車を白ナンバーにすると高速道路料金は普通車扱いになる?

軽自動車の白ナンバー変更後も、高速道路料金は従来通り軽自動車区分が適用され、普通車扱いになることはありません。車両区分は外観の色ではなく、車検証に記載された車両種別によって決定されるためです。

ETC搭載車両では、車載器に登録された車種情報により自動的に軽自動車として認識され、白ナンバーでも正確な料金が徴収されます。ETCシステムはナンバープレートの色ではなく、事前に登録されたデータに基づいて料金を決定しています。

軽自動車の白ナンバーはいつまで?今後取得できなくなる?

軽自動車の白ナンバーは今後も取得可能ですが、ナンバープレートの種類によっては申請期限や交付期限が限られている場合があります。図柄を選べば白ナンバーがつけられなくなることはないので、気に入ったデザインのものを探してみましょう。

軽自動車の白ナンバーは恥ずかしい?ダサい?

軽自動車で白ナンバーをつけていると「軽自動車なのに普通車に見られたい」という見栄を張っていると考える人がいます。「ダサい」「貧乏くさい」といった意見が出ることもあり、白ナンバーをつけるのを迷っている方も多いのではないでしょうか。

白ナンバーは個人の好みや価値観による選択ですから、ボディカラーとの調和を重視して選ぶ方も少なくありません。

また過去のオリパラの図柄入りナンバープレートの申込状況では、トータル約184万台の申込のうち9割にあたる約167万台が軽自動車だったというデータもあります。

人気がないというわけではなく、期間限定の特別感や独自のデザインから選ぶ場合や、寄付やイベントの応援という面からも白ナンバーにしたい方もいます。白ナンバーにするか迷っている場合には、ナンバープレートと車のデザインや色の相性を見て、自分の好みで判断するとよいでしょう。

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